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【感想】学びがあった本「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」 加藤俊徳

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今後の自分のためにと資格試験を勉強したり、職場で受講推奨される職能教育など、私たちは大人になってからも勉強をする機会があります。ところが、

なかなか覚えられなくなってきた

学生の頃には、ちょっとやっただけでも覚えられたのに。。。

といった思いを持つかた、多いと思います。。。私もその一人です。。

年齢を重ねたせいなのかな。。。このまま認知症になったりするのかな。。と気掛かりになっていたところ、電車の広告で見かけたこの本。

つい手に取ってしまいました ^^;

1万人以上のMRI脳画像を見てきた脳内科医であり医学博士と、いうかたが執筆した本なのですが、ポップなイラストもあり、なんかおもしろそうだな、と思ったのが第一印象です。

脳の働きから言えば、大人になってからのほうが断然よく働きますし、記憶力、判断力、決断力など、あらゆる面から見ても、”学生脳”より”大人脳”のほうがレベルが上。

大前提として脳科学的には、20代までの学生脳は、器官として未熟で未発達。

脳が持っている本来の力をちっとも発揮できていない状態だったのです。

一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方 「序章」より

年齢のせいではなかった! むしろ伸びしろだらけ!

非常にわかりやすくおもしろかったのと、参考になるのではないかと思ったので、ご紹介したいと思います。

基本情報

タイトル一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方
著者加藤 俊徳
出版社サンマーク出版
ページ数248ページ
出版年月日2022年11月10日
定価1400円(税別)

この文章を書いている 2023年11月現在、「2023年8月30日 第16刷発行」として書店で平積みされていた本ですので、やはり興味がある人が多いのだな、と思いました。

目次一覧

はじめに
序章大人には大人のすごい勉強法がある
1章大人脳のすごい取り扱い説明書
2章大人脳にあったすごい記憶力アップ法
3章大人脳をやる気にさせるすごい学び方
4章脳番地の特徴を活かしたすごい勉強法
5章大人の脳力を強化するすごい習得術
おわりに

感想

脳力は体力で例えられる、と筆者は語っています。

「例えば、5歳の子供は体力が有り余っているが、できることは限られている。

野球・テニス・サッカーなどのスポーツ界では、体力のある高校生よりも大人になってから全盛期を迎える。

脳力も同じで、脳の総合力は大人のほうが上なので、大人脳ならではの使い方をすることによって、子供の頃以上に賢くなる可能性は誰にでもある」

とのこと。

そのひとつの例が、ものごとの覚え方。

大人になると脳の記憶システムが変わるため、学生時代のような「丸暗記」はできなくなるようです。

子供は、「音として聞く覚える理解する」の順で脳を働かせますが、

大人は、「疑問がわく意味を理解する覚える」という順になるとのこと。

そのことから、「覚えよう」ではなく「理解しよう」とすることが大事のようです。

ただ、その「覚えよう」方法として「大事なところに付箋を貼っておこう!」は弱く、ただの「やった感」で終わるようです。

大人脳は「考える・理解する・記憶する」を巻き込みながら、様々な機能も一緒に働かせることが大事になるとのことです。

こういった脳の特性や役割を、擬人化した8つの「脳番地」で解説しています。

要所要所で「脳番地さん達」の4コマ漫画が描かれているので、とても分かりやすいと思いました。

脳番地の仲間たち
  • 思考系 脳番地
  • 理解系 脳番地
  • 記憶系 脳番地
  • 感情系 脳番地
  • 伝達系 脳番地
  • 運動系 脳番地
  • 視覚系 脳番地
  • 聴覚系 脳番地

私たちの脳は、「思考系・理解系・記憶系」を筆頭に一つの会社組織のようになっていて、それぞれの特性を活かしながらうまく連携させることにより、よい働き方をするようです。

他にも、脳は「一見さんお断り」だから何度も知識と接点を持つことが大事、だったり、まとめて勉強ではなく、1日10分でも良いので毎日コツコツの方法にする等、他にもまだまだたくさんの「なるほどなーー!」が語られています。

大人脳の使い方を知っているだけでも、どうすれば効率よく学べるか、勉強への取り組み方を考えるようになると思います。

私は本書を連続2回読みましたが、1回目は何が書かれているかを把握することに重きをおき、2回目は気になったところをメモしながら読みました。

非常に興味深く、本書で語られていることを参考に実践してみようと思いました。

あとがき

今回の本は電車内の広告で見かけた本ですが、実用書をはじめ小説などいろいろな本が車両内で宣伝されているので、「へーーそういった本が出てるんだ」と参考になったりします。

広告会社の思うツボ、「カモネギさん」ですね(笑)

実際書店に足を運ぶと、その店その店で店頭に平積みされる本が違うので、その店のカラーが出るのが楽しいです。

またオススメしたい本がありましたら、紹介しようと思います。

ご参考になれば嬉しいです^-^

【感想】学びがあった本「一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方」 加藤俊徳
「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」の第二弾が出版されました。前著を読んで「なるほどそうか! よしやってみるか!」と意気込むも、いつの間にやらペースダウン。。。 よくある話かと思います。大人脳にあった学習方法、認知症予防についてなど、参考になりましたのでご紹介します
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kuraki

東京都多摩地区在住の座木です。
茶道での学びメモや、皆さんにシェアしたいなと思ったことなどを中心に発信しています。
2023年1月にブログを開設しました。

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