お稽古を始める前やお茶会での席入り等、扇子を置いてご挨拶をするかと思いますが、
意外と盲点なのが
扇子を置き方に 表と裏がある
ということ。
私も最近知りました
知らずに無礼を働いてしまうことがないよう、シェアしたいと思います。
表裏の確認方法
絵柄がある方。こちらが 表 です。
下の親骨を真横にし、そのまま閉じます
必然的に、絵柄がある方が自分に向いていると思います。
絵柄がある方、表面が自分の方に向いているのが正解です。
ご挨拶する場合は、この状態で行います。
ちなみに反対側は、絵柄がなく白紙になっているはずです。
もし表裏反対にしてしまったら。。。
扇子は、これを置くことで結界を作るという役目を果たします。
「扇子からこちらを下座とさせて頂きます」
というサインで、相手を敬う表現となります。
。。。ということは、表と裏を逆に置いてしまうと、
こちら側を上座にします、と宣言しているようなものですよね。。。
礼を尽くしているつもりが、激昂されてしまうかもしれません。。
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あとがき
扇子の置き方に 表と裏がある ということを知らず、
今まで無自覚ではありますが、ご無礼を働いてしまったかたがいらっしゃるような気がします。。。
なかなかに日本文化、深いですね。
ご参考になれば嬉しいです^-^
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