筒型のシンプルなフォルムに、正面にデカデカと「○○万円貯まるBANK」と書かれてある貯金箱。
誰でも一度は目にしたことがあると思います。
「10万円」「30万円」「50万円」「100万円」のシリーズがあり、てっぺんまで入れてやるぞ!と意気込むかたもいると思います。
何を隠そう、そのひとりが私でございます。。。
結構ぱつぱつまで入れたは良いが、中身の取り出しには四苦八苦しましたので、その体験談をお話ししたいと思います。
入れたお金は無きものと思え
この「○○万円貯まるBANK」の貯金箱は、貯めたお金の一部だけ取り出すということができないようで、壊すしかなさそうです。
なので、入れたお金は無いもの・使ったもの、と思うくらいの気持ちが必要です。
開け方は貯金箱の材質によって異なる
貯金箱は材質が2通りあり、それによって開け方が異なります。
- ブリキ製 = 缶切り等で開ける
- プラスチック製 = なんらかの方法で壊す
「なんらかの方法」は思いつく範囲のいろいろな方法、という表現が正解?でしょうか。
ハンマーでたたき割る、底面の脇に穴を開けテコの原理で剥がす、コンクリートに叩き付ける等々、、、自分や周りの人が怪我をしないよう気を配りながらの解体作業をします。
実際にやってみた
中身取り出しまでの工程
どこかにマイナスドライバーが差せる程度の溝くらいはあるだろう、と思っていたのですがそんなモノは無く。。。
なんとか底面に隙間を作りこみ、てこの原理でかぱっと開けられないか、とも思ったのですが金づちを持っていないのでそんな工作はできず。
ネットで調べたところ、どうやら開けられない、破壊するしかない、ということを知りました。。
。。ということで「美しい解体」は無理、と認識、破壊一択。。。
が、「The 破壊=叩き割る」にしても金づちを持っていないため、どうしよう・こうしようと四苦八苦しながら、挿入口にマイナスドライバーを差し込み動かしているうちに、挿入口がバキッと。。
あ、、、
あ、じゃぁ、とばかりに差し込む向きを変えて、更にバキッと、
挿入口を広げることには成功しました。が、これ以上はどうにも広げられず、ドライバーを突っ込み掻き出すようにして中身を脱出させることにしました。
これは、、、時間が掛かるぞ。。。💦と覚悟し、作業続行。
結果、掻き出すこと 約40分。
無理やり感満載ですが、なんとか全て脱出させることができました。
取り出し完了!
中身を全て取り出した結果は、こんな感じでした。
結構入ってましたねぇ。
早速いくら入っていたのか、数えてみることにしました。
ほぼほぼ(98%)1円硬貨だったので、量の割に少額。
2,431円也。労力の割に、、、ま、そんなもんでしょ (^^;
100枚を1束にラッピング。。。。と。
20束+α の硬貨の束ができました。
後日、こまめに銀行へ預けに行くことにします!
この貯金箱にまつわる背景
そもそも、この貯金箱を選択した理由
昔過ぎて覚えていませんが、おそらく何かの景品で頂いたものだったかと思います。
雑貨屋に行くとよく見かけるので、もともと存在としては認識していました。
そもそも、この貯金箱を使ったきっかけ
これは明確に覚えていますが、消費税3%が導入された少しあとから使い始めました。
お釣りで1円硬貨を手にすることが増え、財布の中が小銭だらけになったのでその処分用として。
同時に「消費税なんて導入するから、こんなに小銭が増えるんだ!怒」という、気持ちも込めていました。
ただ、やるからには、と
・1円玉限定にする
・てっぺんギリギリまでいっぱいにする
と、変な枷を掛けていました。
この貯金箱を開けようと思った理由
貯金箱がいっぱいになったら、いつか銀行に持っていこう♪と思っていたものの、ずっと放置になっていました。
月日は流れ、先日実家の自分の部屋の収納棚を整理していた際にこれを見つけ、
「あーこういうの、やってたなぁ」
と懐かしく思ったのと同時に、
昔と違い、今は大量の硬貨を銀行に入金すると手数料が掛かるし、早いうちに対応しておく必要があるな、と思い開封を決めました。
あとがき
一度入れたら取り出し不可な貯金箱なので、貯める意思の強い方、意思を強く持ちたいと思う方には良い貯金箱かと思います。
私は中身の見える透明・プラスチック製でしたが、ブリキ製は中身が見えないので開封する楽しみのあるかもしれませんね。
ご参考になれば嬉しいです ^-^♪
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