【感想】学びがあった本「道ひらく、海わたる　大谷翔平の素顔」　佐々木亨

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2023.08.132023.07.22

アメリカメジャーリーグ「エンジェルス」の一員であり、WBC初の二刀流でMVP獲得、侍ジャパンを世界一に導いた男「大谷翔平」選手。

その大谷翔平選手のことを、岩手県花巻東高校入学時から取材を続けてきたスポーツライター佐々木亨氏が、大谷翔平の生い立ちから少年期、花巻東高校時代、ドラフト会議の舞台裏、日ハム時代、そして渡米の過程を丁寧に描いています。

大谷翔平選手目線では書かれていません。

著者、スポーツライター佐々木亨氏の目線で、丁寧に取材した内容が描かれています。

大谷選手が発した言葉の端々・思考・行動。加えて大谷選手を取り巻くいろいろな関係者の発言。

著者の「この男は必ず成し遂げる」「なにかとんでもないことを、この男はやってくれる」感が伝わってきます。

あらすじ

大谷翔平のご両親、父・大谷徹さんと母・加代子さんの出会いや、岩手県に居を構えた理由、３人の子育てについてなど、「大谷翔平」を形作る背景を丁寧に取材。

花巻東高校入学時から卒業まで。

ドラフト会議の舞台裏、日本ハム入団を決意した背景、エンジェルス入団の背景等々、敬意を以てじっくり時間を掛けた取材をしたことがわかる文面になっています。

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私自身、2021年シーズンから大谷選手を注目し始めた「新参者」ということもあり、「どんな幼少期を過ごしたんだろう」「どんな学生時代を過ごしたんだろう」「いつから才能を開花させたんだろう」ということが知りたくなった、いわば好奇心で手に取った本でした。

天性の才能もあるかと思うのですが、

目標設定の仕方、強い信念、「今」に注力する・過去を悔やまない・先を見すぎない、

等々、生き方・思考を参考にしたいと思える一冊でした。

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私はふらっと本屋に立ち寄るのが好きで、目的もなく店内に足を踏み入れるだけで面白そうな書籍に出会うことが多々あります。

いわば「出会いの場」です(笑)

その店その店で店頭に平積みされる本が違うので、その店のカラーが出るのが楽しいです。

またオススメしたい本がありましたら、紹介しようと思います。

ご参考になれば嬉しいです^-^