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【感想】学びがあった本「日本人のしきたり」 飯倉晴武

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「国際化」「グローバル化」と叫ばれて久しいですが、語学を勉強し海外に行くことがグローバル化でしょうか。

それも大事なことかと思いますが、自国の文化を知り、理解し、体験し、それを海外の人と共有できてこそ真の国際化・グローバル化だと、私は思っています。

この本を手に取ったのは、もうかれこれ15年は経つでしょうか。。。

ふらっと本屋へ立ち寄った際に、書棚の目立つところに立てかけてあった本で、なんとなくタイトルに惹かれて手に取った本です。

年中行事から冠婚葬祭をはじめ、今に残る日本のしきたり由来と意味を、わかりやすく紹介しています。

なるほど。。これにはそういう意味があったんだ。。。がぎゅっと詰め込まれています。

基本情報

タイトル日本人のしきたり
著者飯倉晴武
出版社青春出版社
ページ数200ページ
出版年月日2003年1月25日
定価667円(税別)

目次一覧

はじめに
序章日本人の自然観と信仰
第1章正月行事のしきたり
第2章年中行事のしきたり
第3章結婚のしきたり
第4章懐妊・出産のしきたり
第5章祝い事のしきたり
第6章贈答のしきたり
第7章手紙のしきたり
第8章葬式のしきたり
第9章縁起のしきたり
終章しきたりに関することわざ

感想

言葉は知っているし、何をすることなのかも知っているけど、どういう意味が込められていてなぜそれをするのだろう?がわかる一冊だと思いました。

古臭い、と感じるかもしれませんが、「雑学」としてだけでなく「教養」として知っておくことだけでも人生のプラスになると思います。

例えば、

 昔から日本人は、ふだんどおりの日常生活を送る日を「ケ(褻)」の日と呼びました。これに対して、神社の祭礼やお寺の法会、正月や節句、お盆などの年中行事、冠婚葬祭を行う日を「ハレ(晴れ)」の日として、単調になりがちな生活に変化とケジメをつけていました。

 「ハレ」のときは、日常から抜け出して、特別な一日を過ごします。ハレの日用の着物を着たり、神聖な食べ物である赤飯や餅を食べたり、お酒を飲んで祝ったりして、特別な日であることを示しました。

引用:日本人のしきたり「ハレとケ」より

「晴れ着」「晴れ姿」「晴れ舞台」の「ハレ」はここから来たのか。。。など、これはほんの一例ですが、このように普通の言葉として発しているものの語源や行動の意味がたくさん紹介されていて、初めて読んだときは、

「なるほどなーーー」

の嵐でした。

この本に書いてあることが当たり前の日常だった時代の方が、日本の歴史として長かったのですから。。。

何度も読み返し、海外の人達に日本の文化として説明・紹介できたらいいな、と思いました。。

こちらの本もおススメです ^-^

あとがき

私はふらっと本屋に立ち寄るのが好きで、目的もなく店内に足を踏み入れるだけで面白そうな書籍に出会うことが多々あります。

いわば「出会いの場」です(笑)

その店その店で店頭に平積みされる本が違うので、その店のカラーが出るのが楽しいです。

またオススメしたい本がありましたら、紹介しようと思います。

ご参考になれば嬉しいです^-^

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kuraki

東京都多摩地区在住の座木です。
茶道での学びメモや、皆さんにシェアしたいなと思ったことなどを中心に発信しています。
2023年1月にブログを開設しました。

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